ホームページを更新するメリットとは?更新しないリスクも併せて解説

  • ホームページの担当者が辞めてしまってやり方がわからない・・・。
  • 更新が面倒で時間を取られてしまう・・・。
  • 制作会社に更新を依頼すると、料金が高いし・・・。

このような理由でホームページの更新をせずに放置していませんか?

ホームページを更新しないと、検索順位の悪化、トラブル発生などデメリットを招いてしまいます。また、リピーターの獲得にもホームページの更新は役立ちます。

社内のリソースやノウハウ不足で蔑ろにされがちなホームページの更新ですが、事業成長において不可欠な要素といえるでしょう。

今回は、ホームページを定期的に更新することがなぜ重要なのかを中心に具体的に解説します。

目次

ホームページを更新することの重要性

ウェブサイト更新 QDF

営業時間や料金が古い、昔の社員の写真が残っているホームページは、ユーザーに誤解を与えるだけでなくホームページの評価を下げるきっかけになります。

実際に、Googleのアルゴリズムには、ホームページの新鮮さを評価するQDF(Query Deserves Freshness)が組まれているため、新鮮さは重要な要素の1つになっています。

検索エンジンに評価される

QDF(Query Deserves Freshness)は、日本語にすると「新鮮さに見合うクエリ」と訳します。 要は、新鮮な情報が重視されるのがQDFです。

例えば、スポーツの試合結果や政治的な出来事、最新のエンタメニュースなどがQDFに該当します。古い情報ではなく、最新情報を知りたいものです。

そのような、鮮度の高い情報を求めていると判断されるクエリに対しては、ページの品質よりも最新情報が優先して表示されるといった仕組みです。

例えば、「天気」というクエリです。「天気」とGoogleで調べる人の大多数は、天気の概念が知りたい訳ではなく、向こう一週間程度の天気が知りたいはずです。そのため、最新の天気情報が上位に表示されるようになるのがQDFの仕組みです。

普段は公式サイトやWikipediaが検索上位に表示されている芸能人も、結婚発表があった際には結婚発表のニュースページが検索上位に表示されるようになります。

「いま、この芸能人を検索する人は、結婚発表の情報を求めているのだ!」とGoogleが判断することによってニュースが優先的に表示されるのもQDFの仕組みです。

ただ、うちの会社の情報は時事ニュースのような新鮮さは必要ないんだよな。。。

大抵の場合、このように思うかもしれません。しかし、QDFに該当しなくても新鮮なホームページが評価されることに違いはありません。次の章で解説します。

放置するとトラブルの原因になる

何年もホームぺージを更新しないと、掲載している情報が誤っていたり、デザインが古臭くなるのは仕方ありません。

会社を何年も運営していれば、サービス内容、営業時間や料金、実績等は当たり前のように変わっていきます。

それらを無視してホームページのメンテナンスを怠ると、せっかくホームページに訪問してくれたユーザーに誤情報を与えるだけでなく、場合によってはトラブルに発展する可能性があるのです。

古い情報は会社にとってマイナスでしかないため、常に最新の情報に保っておくことは重要といえます。

評価を下げるホームページ

  • 未だにスマホ対応したホームページではない
  • デザインが前時代的
  • ホームページに掲載している写真が古い
  • ホームページの会社情報が古い・間違っている
  • ホームページの実績が古い・間違っている

Googleの理念である「Googleが掲げる10の事実」の1番目に来るのが、ユーザーの利便性に関する内容です。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えてきました。新しいウェブブラウザを開発するときも、ホームページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

引用:Googleが掲げる10の事実

古く誤った情報がずっと乗っているホームページは、当たり前のように利便性が低くなります。

つまり、Googleが評価しないホームページになる訳なので、最新の情報に保つことがユーザー目線でも、Google目線でも重要といえます。

低コストでリピーターを獲得する

ホームページが更新されていたり、情報発信を心がけると、リピート購入やブランドイメージの向上に繋がります。

スターバックスの公式サイトでは、季節ごとのおすすめ商品やこだわりのカスタマイズなどを紹介しており、スターバックスを利用したくなるようなコンテンツが充実しています。

スターバックス公式サイト 春

引用:スターバックス

アメリカのベイン・アンド・カンパニー社の名誉ディレクターであるフレデリック・F・ライクベルトによれば、新規顧客獲得にかかるコストは既存顧客維持にかかるコストの約5倍といわれています。

つまり、ホームページに訪問してくれたお客様にリピートを促すほうが、経営上も効率的なのです。

ホームページ内でコラム記事やプレスリリースなど、ユーザーのためになる情報を積極的に更新することは、経営戦略上も重要といえます。

ホームページ更新を効率化する方法

ホームページの更新を効率的に行うには、「CMSの活用」「プロに委託する」の何れかの選択肢がおすすめです。

コンテンツ管理システム(CMS)の活用

本来、ホームページはhtml/cssを中心としたプログラムコードでつくります。しかし、コードを打って構築されたホームページは、編集や更新の難易度が高くなる傾向にあります。

そこで、WordPress(ワードプレス)やJoomla!(ジュームラ)といったコンテンツ管理システム(CMS)を活用してホームページを設計することがおすすめです。

現在利用しているホームページがコンテンツ管理システム(CMS)で作成されたものか確認してみましょう。

Googleが提供するWappalyzerを使えば、ホームページやWebアプリケーションがどのCMSを使用しているかを調べられます。Google Chromeの拡張機能で簡単に使えるので便利です。

Wappalyzer 結果

CMSは、ホームページを作成する基本的な機能が備わったシステムで、専門的な知識が豊富になくても直観的に編集がしやすいのが特徴です。

特に世界のホームページ全体でシェア43.3%、日本のホームページ全体でシェア84.4%(2022年現在)のWordPressは、困ったことはだいたい調べれば解決するため、ウェブに不慣れな方でも扱いやすいでしょう。

保守メンテナンスサービスの活用

ホームページの更新は欠かせませんが、時間と労力がかかる作業です。そこで餅は餅屋に任せるのが最適です。

当社、株式会社ワールドリンクでは法人のホームページの更新及び保守を代行するサービスを行っています。

メール一本いただければ、指定の内容でホームページを最新情報に更新します。

まずはホームページの気になる点、更新したい点を無料でご相談ください。

よくある質問とその回答

ホームページをどのくらいの頻度で更新すべき?

ホームページの更新頻度は、検索エンジン最適化(SEO)には直接的には関係ありません。しかし、本記事の通りユーザー目線で考えると、定期的な更新が推奨されます。一般的には週に1回から月に数回はホームページの情報を見直し、更新することが理想的です

更新コンテンツの長さはどれくらいが適切?

コンテンツの長さも、検索エンジン最適化(SEO)には直接的には関係ありません。しかし、一般的にコンテンツが長いほど内容が充実する傾向にあるため、長い方が評価されやすい傾向にあります。とはいえ、内容が薄い文字数が多いだけのコンテンツは評価されません。あくまでもユーザーにとって有益であることを前提に更新しましょう。

まとめ

ホームページを更新することは、Googleなどの検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても有効です。

ホームページ全体のデザインを定期的に変更することは難しいと思いますので、まずは古く誤った情報を正しい情報に更新し、コラム記事やプレスリリースの定期的な発信を心がけましょう。

地道な努力にはなりますが、会社の顔であるホームページの更新を行い、事業成長へと役立てていただけたら嬉しいです。

当社、株式会社ワールドリンクでは法人のホームページの更新及び保守を代行するサービスを行っています。どのように更新すべきか悩んでいる方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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